このところ、批判の集中砲火を受けているロリス・カリウスですが、特にガリー・ネビルは粘着質なカリウス批判を繰り返しています。
カリウスはといえば、「ガリー、ネビルの批判は、まったく気にしないよ。彼はちょっとだけ監督をやって戻ってきた人だろう」という趣旨の反論をしています。
そこへ今度はフィル・ネビルもカリウス批判に加わり、自身のTwitterでカリウスに対して「黙れ!うるさい!」ということを言っています。
ユルゲン・クロップとしては、監督である自分が批判されるならば、我慢も出来るし、対応にも慣れていることでしょうが、頭越しに自分のプレイヤーをよってたかって批判されることに、強く反論をしています。
ネビル兄弟に対して、「彼等はリバプールが嫌いなんだろう」とも。
ロリス・カリウスにも改善すべき点は勿論あると思います。
しかし、ユルゲン・クロップとしては、ここは我慢して起用し、先々のことも思案のうちに入れた上での監督としての判断をしてきたことでしょう。
おそらく、若いプレイヤーに対して、あまりにも批判の度が過ぎてはいないか?という思いもあり、あるいは監督としてプレイヤーを守るんだ!という姿を見せるという姿勢を示す必要があると考えたゆえのネビル兄弟批判だったかと思います。
ユルゲン・クロップとすれば、座ってテレビを見るだけで、何が分かる!ということをネビル兄弟に一発言っておきたかったのでしょう。
さて、ネビル兄弟。
このユルゲン・クロップからの挑戦状をどう受けるか?
ひとつ考えられるのは、ネビル兄弟の舌鋒がカリウスではなく、自分に向くように、ユルゲン・クロップが仕向けたということもあるかと思います。
まぁ、ネビル兄弟は、指導者として、何ら実績のない人達であり、発言も軽いものがありますが。
彼等には、マンチェスタ-・ユナイテッドあるいはエバートンのお抱え解説者になることをお勧めしたいと思います。